キャリアコンサルタントの仕事

社会情勢や雇用環境の変化によって仕事で悩む人たちが、自らのチカラで夢や目標を見つけ、キャリア形成をしていくためのお手伝いする。それが、キャリアコンサルタントです。

 

厚生労働省の定めた「キャリアコンサルタントの能力要件」を学び修了した人たちなどが中心となり活動しています。

 

職業安定所のように、相談者に対して具体的な企業の紹介をするのではありませんが、悩みをもつ人ひとりひとりが、積極的に人生を考え、目標を立て、能力開発をし、その実現に向けて前進することをサポートする。それがキャリアコンサルタントにできる仕事です。

 

キャリア・コンサルタントのおこなうキャリアコンサルティングとは、具体的に以下の6つの分野から成り立っています。

  1. 自己理解(自己分析と同意語とする場合もある)
  2. 職業理解
  3. 啓発的経験(選択や意志決定の前にやらせてみる)
  4. カウンセリング(相談)
  5. 方策の実行(意志決定したことを実行するように援助すること)
  6. 追支援・職場理解(就職先で適応するための援助をおこなう)

これらは自己実現へのプロセスともいえます。